新たなドーナツショップが増えている。
最近このようなロードサイトショップに投資資金が集まっているようだ。2000年前後の時代にはITベンチャーへ投資資金は集中し、そのおかげで新たなサービスも生まれてきた。ただし、今投資家が求めているものは常に時代を追い続けなければならないITよりも、「衣食住」のビジネスのようだ。
新しいコンセプトの店や、欧米のチェーン店のフランチャイズなどへ資金が投入されている。
知人が経営する飲食店も各店舗を証券化し、会社に投資するのではなく、個別の店舗に投資するスタイルを確立し、矢継ぎ早に数十店舗を展開し大きな利益を上げている。各店舗の売上に応じた配当のため、会社の株に関して防衛する必要もなく、投資家との限定的なつながりを保つよい事例だ。
50代~70代向けの衣料品店を広島で展開し、なんと15坪の店舗一店舗で月商2000万円を上げているところがある。しかも荒利は40%超と破竹の勢いだ。若者向けの衣料品は土日しか収益が上がらないが、時間のある高齢者がターゲットのため月曜日~日曜日まで1週間客足が途絶えることがない。
市場にアクセスするために膨大な広告費を投下する必要があるネットビジネスや通販ビジネスよりも、すでに人通りがある場所に出店して手堅く集客するこれらの店舗が投資家にとっても安心感をもたらしているのではないだろうか。
ドーナツショップにファンドが投資する時代
海外の有力ショップの情報をいち早く取り入れて新しい展開を狙ってみてはいかがだろうか。
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