http://www.itmedia.co.jp/news/articles/0707/18/news060.html
お金はそのものの価値が分からないからそれぞれに値段をつけて表そうとしたために出来たもの。
つまり、お互いその価値を認めていさえすればその取引にお金は必要ない。
その中でも書籍は大体が同じ価格帯なので交換するということは実現しやすい分野なのかもしれない。
自分が選ぶ本はどうしても同じような物になってしまう。
だが、相手から自分の持っている本が欲しいと申請されれば、その相手の本を選ぶことになる。
どうしても欲しい本が無くて不成立になるかもしれないし、苦し紛れに選んだ本が人生を変える本になるかもしれない。
お互い相思相愛で商談が成立すれば最高だ。withoutsugarさん主催のBookshuffle も新しい本との出会いだと思うし、コンセプトは同じかもしれない。
なんだか本を買うにしても本屋で買う、オークションで買う、中古ショップで買う、物々交換するといった多様な方法を選べるようになってきた。いにしえから行われてきた商習慣が今インターネット上で逆流しているように思う。ちょうど、昨日NHKで見たインカの物々交換の市では、作物の取れないところでは壷を焼き、作物と交換する。そんな市が今でも続いている。
古来の習慣を見つめ直すと未来の新しいインターネットビジネスが見える。
まさに「温故知新」である。
コメント