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今年の1月29日、100年ぶりともいえる大雪の影響で、中国の広州駅周辺に100万人以上の帰省客が滞留した。
一つの駅に100万人である。
広島市の人口が100万人である。
まったくスケールが違う。
当然、トイレが圧倒的に足りずに悲惨な状況になったそうだ。
http://patai.exblog.jp/7164070/
上記サイトの写真を見てもらえばそれがどれだけすごい状況だったかが分かる。
軍隊も出動しての大騒ぎとなったそうだ。
もし、中国で大規模な飢饉でも起きたら・・・
ボートピープルが長崎あたりに大挙として押し寄せるといったこともあるかもしれない。
政治は、上り坂や下り坂ばかり作らずに”まさかの坂”もちゃんと作ってほしい。
先日、ある韓国の知人とチャットをしていると
「日本人がキムチを自分たちのものにしている。日本はひどい国だ」と言ってきたので、寝耳に水のことで少々びっくりした。
確かに、現在漬物の売上高ではキムチは日本国内でダントツの一位だが、おそらく日本人のほぼ100%がキムチは韓国の食べ物だと思っているし、キムチを自分たちのものにしようなど夢にも思わないはずだと思って調べてみた。
真相はCodexという国際食品認証機関への登録の際に、英文名称を「Kimuchi」として協議に入ったということらしい。最終的には「Kimchi」という表記に落ち着いている。国際的に流通させるにはCodexへの登録は必須であり、日本は日本で独自に申請し、その時に「キムチ」という日本語名を「Kimuchi」とそのまま表記したことが納得いかなかったということだろう。確かにそれは日本が韓国に対し配慮を欠いた申請であったかもしれない。その点は十分に反省すべきだ。だが、日本人が韓国の食文化を奪おうという気持ちは一切無いと断言してもいいだろう。だが、そんな思いとは裏腹に韓国では独自に解釈されてしまったようだ。
問題は、「ローマ字の呼称で揉めた」という真実ではなく、「日本が韓国の食文化を奪う」という内容で広まっていることだ。おそらくマスコミも扇動的にそのような論調で報じたのだと思う。そして、「日本がキムチを奪う」という内容だけが口コミとして広まってしまう。
例えば、いまさら「寿司はうちの文化だ」とどこかの国が言い出したら日本でも大騒ぎになって、それを阻止しようとするだろう。だからキムチに対する韓国の人たちの感情はものすごく理解できる。
国際政治は非常に奥の深い世界だが、平和平和と叫ぶだけでは物事は何も変わらない。いわんや相手を中傷することをやである。当然声が大きい方が勝つというのも納得がいかない。
現在の私は、東アジア無しでは何もできない。現実に中国から絵画を輸入しているし、韓国には食品や調理器具などの輸出をしている。とりあえずは、一人ずつ信頼関係を築いていき、そこからお互いの利害を調整していくしか道は無いのではないだろうか。
キムチは食べたいが奪おうとは思いません。
P.S.
これ見たらメールくださいね。○○さん。
お隣り韓国での話題。
メジャーな新聞などのメディアでさえ、インターネットのポータルサイトから自社へユーザーを取り込むために「釣り」的な手法をとっているそうだ。
アフガニスタンの武装勢力タリバンに韓国人23人が拉致され、生命の危機が迫っていた22日、国内の報道各社はこれとはまったく関係のないトピックをめぐって、「釣り合戦」を繰り広げた。この日の午前9時ごろ、コメディアンのチョン・ソニ氏がタレントのアン・ジェファン氏と結婚するとのニュースが伝えられたため、ネイバーやダウムなどの主要ポータルサイトで「チョン・ソニ」「アン・ジェファン」を検索するユーザーが激増した。そのためポータルサイトにニュース記事を供給している報道各社は二人の話題に関する記事を「量産」し始めた。
新聞上なら小さな記事一つで終わりになるはずの話題だが、ささいなこと一つ一つを取り上げては数十本の記事に小分けした。例えばある日刊紙は「アン・ジェファンとチョン・ソニのカップルはラジオ番組『正午の希望曲』がきっかけで出会った」「アン・ジェファンのミニ・ホームページはラブラブモード一色」といった15本もの関連記事を発信した。なにもこの日刊紙に限った話ではない。恥ずかしながら本紙を含め、ほとんどの主要新聞社やスポーツ・芸能紙が、二人の結婚に関する記事を量産するのにしのぎを削った。
http://www.chosunonline.com/article/20070725000035
具体的には、このように、同じ内容の記事を量産してクリック数を稼ぐということが横行しているそうだ。そして、結局ユーザーが食いつきそうなねたが、例えそれが新聞の小さな三面記事であってもメディアを席巻してしまうということにもなるということだ。
日本の場合、ヤフーはトピックスの文言をヤフーがコントロールしているためにあまり同様のことは起こりにくいが、新聞が提供する見出しをそのまま掲載するポータルはかなり多い。そういう点では同様のことも行われていないとはいえないだろう。また、特定の小さなニュースがある影響力のあるサイトで取り上げられて拡大再生産されてしまうことも昨今増えている。そんな時代だからこそ、冷静に判断する力を養わなければならない。
テレビ番組(バンキシャ)で特集していたファミリーマートの「チーム団塊」によるお弁当開発プロジェクト。
出来上がった弁当の帯には「チーム団塊」という大きな文字が。
マーケティングの基本だと思うが
団塊世代向けと書いてある商品を団塊の世代が買うだろうか。
誰でも自分を若く見られたいし、団塊の世代と思われたくないというのが本音ではないだろうか。
私は30代前半の男性で独身だが
「30代の独身男性のためのお弁当!」と書かれているお弁当はぜったいに買わない
けっこう企業がターゲットと思っていたところとは違うところから消費が起こることがある。
実は団塊向けとして開発した商品は、現実には子どもに食べさせるお弁当として売れるかもしれない。
ターゲットは胸のうちに秘めておくか、もっと婉曲的な表現をした方がよいと思う。
スーパーで買い物するときも、献立を見透かされて恥ずかしいと思うのは私だけだろうか。
なみはやドームの桂 千恵子館長は「いろんな大会をしております。何よりも、国際的な全国大会を招致して、府民の皆さんも非常に喜んでおられたりしております」と話し、施設の重要性を訴えたが、橋下知事は「約12名で、1億2,400万円の人件費が出ていることに間違いないですよね? 民間のスポーツ施設で、そういう調整役をしている人たちの給料と比較すると、どうなのかっていうのはわかりますもんね」と述べ、まず、1人平均で1,000万円強という人件費の高さを指摘した。
さらに、施設の利用料について、橋下知事は「これは一般の民間の施設より、何%くらい下げた設定になっていますか?」と尋ねた。
桂館長が「ほぼ同じくらいですね」と答えると、橋下知事は「公費が入っている分、『このくらい下げて』という、そういう計画みたいなものはないんですか?」と厳しい態度を示した。
この施設は、冬はスケートリンク、夏はプールに変わるが、年々使用料収入が減少し、年間およそ4億円が投入されている。
視察後、桂館長は「へこんでいます、今。府の予算がゼロになったら、成り立っていかないと思います」と話した。
橋下知事の府施設訪問。まるで破産管財人。
スポーツ施設は、長年スポーツに関わって来たので必要だと思うが、ここは思い切ってどこか民間企業に運営を委ねてみたらどうだろうか。改善は5%の経費削減では効果はなく、半分に減らせと言われたとき今の無駄に気付き新しいアイデアが生まれてくるという。人間切羽詰まれば結構逆転可能だと思う。 大阪には頑張ってほしい。
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