放課後に英語を使いながら面倒を見るインターナショナルクラブというのを立ち上げ準備中なのだが、根源的な問題が頭から離れなくなった。
世界中の人々とコミュニケーションをとるために、国際語としての英語を習得するというのが会の目的であるが、1週間放課後を英語で過ごして、クラブ外の友達と遊ぶ機会を奪ってしまったら、国際化以前の問題ではないだろうか。
まさに灯台下暗しといった状態になってしまう。将来出会うであろう海外の数十億人の人々と会話が出来ることと、今生活をしているその地域で一緒に住んでいる人たちと触れ合うのとどちらが大切か。
会に通う日数を制限するという方法もあるが、それだと英語に触れる絶対時間が少なくなってしまう。仮にクラブに通う彼ら・彼女らが英語でコミュニケーションできるようになっても、両親とも友達とも日本語でしか会話できない。
では、何のために外国語を習得するのか。私なりの答えはやはり、友達を多く得るためということだろう。
将来役に立つからというあいまいな説明では子どもたちは納得しない。短期留学やメール交流などで実際に英語での交友関係を広げていくことを平行してやらなければ、本来の意味は見出せない。友達との交流は学校に任せるとして、クラブの子どもたちには世界中に友だちを作ってもらいたい。
そのために、世界の子どもクラブとの提携を進めていきたい。
[いいですね]
これ、やっぱり「おめーんとこは、あれ、どーなってんだぁ?うちのほうはこうだぁ!」みたいな会話のための素材が必要でしょうね。
となるとまずは英語で自分の周りのことを説明できるようになる、という訓練が必要なのではないかと。(30代でUS勤務の経験があるんですけど、やっぱりこれ、必要でしたから)
幼稚舎の子供たちがちょっと前にやってましたけど、町に出て調べたり、町の大人に質問したりして発見したことの最終的な形態として英語を使う、という感じですかね。
投稿情報: yasuyuki | 2007/08/06 16:46
[いいですね] 小学校くらいまで英語圏の帰国子女でさえその後のケアが大切なように必要のある環境が持続しないと子供は忘れるのも早いですもんね。持つべきは「友だち」なんでしょうね。
投稿情報: 有人SPAM初號機 コーノ | 2007/08/06 18:44
yasuyukiさん、コーノさんありがとうございます
確かに日本語で取材して英語で海外の友達に発表するという活動が出来ればいいかもしれませんね。地域との交流も生まれますし。
動機が無いとコミュニケーションは成立しませんしね。
投稿情報: Eric | 2007/08/07 13:36
これ、是非やっていただきたいと。
たとえば、「きのう、うちのまちではぼんおどりがありました。」というのを英語にすると単に盆踊り->Bon Danceではなくてお盆って何なのか?ご先祖が帰ってくるってどーゆーことなのか?つー素朴な疑問が生まれます。それが大事。
よく外人と話すには宗教と政治はご法度てなこと言う人がいますけど、子供だからこそ、避けないで話題にして欲しいと思いますな。
投稿情報: yasuyuki | 2007/08/07 15:57