http://japanese.joins.com/article/article.php?aid=85748&servcode=400§code=410
まあ、昼間からマッコリ飲んでいる女性達の存在や、「ぞっこん」という言い回しは置いておくとして、貿易の基本を教えてくれる記事だ。
韓国では、マッコリはあまり人気がある飲み物ではない。日本で日本酒の消費が減っているように、自国の伝統的な酒というのは案外その良さを自覚することは難しいのが世の常だ。私が今取り組んでいる有田焼伝統工芸美術の輸出も日本国内では忘れ去られようとしている技術を海外で評価してもらえるから成り立つとも言える。
そんな意識のギャップを埋めるのが貿易の利益の源泉だ。
ある地域では当たり前にある安価で高い人気ではない普通の食材でも、他の地方に持っていくと人気があって高値で取引される物も多い。韓国で行っているたこ焼きのフランチャイズチェーンも今日電話でヒアリングしたところ出足は好調なようだ。
情報のギャップを埋める商売であれば何でも、普段当たり前と思っているものにこそ、ビッグビジネスが眠っていることがある。
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