http://business.nikkeibp.co.jp/article/skillup/20070207/118561/
飲む・打つ・買うといった男性の嗜好に対し興味を示さない男性が増えているという話。
つまり、男性が女性化しているとも言える。
一方で男性だけのものと思われていた分野への女性の進出も目立つ。
男性・女性という括りが薄れ、だんだんとフラット化しているような感じだ。
つまり、図を見てもらえば分かるとおり、情報の通路が非常に大きくなったことが格差をなくしている原因である。
かつては男性しか見ないようなちょっと破廉恥な映像や画像も今は女性がインターネットで気軽に見られる時代。
女性しか知りえなかった話も同様に男性にも共有される時代。
この事は、男女だけでなく、世界も同じだ。
先進国だけで共有されていた話題も今はインターネットがつながればどこでも共有できる情報となる。
逆を言えば、独自の情報を持っている企業や個人の価値は非常に高くなっていくだろう。
最近クローズなコミュニティが活発に行われている。東京では毎日のように異業種交流会のようなものが開かれているようだ。
情報がフラット化すればするほど、自分しか知らない情報には価値が生まれる。そんなところから、わざわざ出向いてセミナーに参加する人も多くいるのだろう。
フラット化しても、各個人が許容できる情報量は限られている。しかし、それぞれの共有した情報を一覧できるソーシャルブックマークやSNSやブログなどのツールはその許容量を最大化する。つまり、他人の脳を自分の脳の代わりに使えるということだ。
Web2.0と言われて久しいが、その意味するところは、この「情報の通路」を限りなく広くする仕掛けである。
フラット化する世界にあって、突き出た存在になるには、誰も見たことも聞いたことも無い新しい価値を生み出す力が必要だ。
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