このビデオを見て何を感じるだろうか。
私は率直に言うと、この会社はコンプライアンスを守ることが出来ない会社だと感じてしまった。
道路や壁にスプレーで表現する。確かに今の若者にはクールに感じるかもしれない。学生の注目を集めるためのバイラルビデオだということも分かる。
しかし、制作者やこのビデオのアップロードを許可した担当者は何も感じなかったのだろうか。
落書きは器物損壊罪という犯罪だ。ビデオの構成を見ても、夜中にコッソリ落書きをしている様子が映し出されており、非合法な行為であることは間違いない。
PR会社は、クライアント企業の法令順守を見守る事も仕事では無かっただろうか。
そんなPR会社が若者の受けを狙っただけのビデオを作ってしまったことにびっくりしてしまった。
前の民主党のCMも含め、多角的な物の見方が出来る、そんな人材が情報を発信する時には必要ではないだろうか。
[いいですね] この会社は自分の友達が興した会社で、その人間はもういないのですが、Ericさんのいうようにすこし問題があるように思います。実際には描いていないですから犯罪ではないですけどね。
ビルコムチャンネルという枠の中に納められているので、普段の仕事としての取り組みで、こうしたタギングを奨励しているかのようにも見えます。逆効果だと思えます。
X世代Y!世代に対して届くマーケティングが行えます、もしくは入社を検討される人たちへ、君たちサイドの会社だよ、というアピールを含みたかったのかもしれないけども、このコンテンツからキレは感じないですね。
PRを扱う会社のバイラルとして、クリエイティブの素晴らしさやアイディアが評価されると思うのですが、正直な感想として、若者文化を取り入れたのはよいが、同時に犯罪行為を助長するような行為をテーマとして取り上げた仕上がりになってしまったのは、逆にクライアントからは不審がられるのではと思います。
投稿情報: threepennie | 2007/02/15 15:31
まったく利害関係の無い私ですので、好き勝手批評してしまいました。
もちろんCG合成なので実際に犯罪を犯しているわけではありませんが、要はそう受け取られる表現ということですね。
おそらく、このメッセージを作ったのは20代前半の社員ではないでしょうか。その人たちの思考は31歳の私とは違うものなのかも知れません。もちろん、完全に枠にはまった表現は何の魅力も感じませんし、「伝わる」という要素にはある程度型破り的な要素も必要だとは思います。
「友達に伝えたい」と思う瞬間を自分でも意識して解明していきたいと思ってます。
投稿情報: Eric | 2007/02/15 19:07
[いいですね]
遅ればせながら初めて見ました。
思ったのが、「こういうのをカッコいいと思う人」が採用したいのかなってことでした。ぼくは採りたくない。あんまカッコよくないし。
投稿情報: takeshi kouno | 2007/02/16 10:18