民主党がまたやってしまった。
http://www.youtube.com/watch?v=dzisPHFqv9Y
なぜ、民主党は「今、国民が生活している日本という国」をここまで否定的に描くのだろうか。
実際に日本は嵐の中なのかもしれない。しかし、今を見せるよりも未来を見せるべきではないのだろうか。
前回の選挙の際の民主党のスローガン「日本をあきらめない」というのもそうだった。
それでは、あなたたちは日本をあきらめるという選択肢を考えたことがあったのですか?
と思わず聞いてしまいたくなる。
民主党の作り出すPRには一貫して
1.日本は今最悪の状態である
2.他の人々はすでにあきらめている
3.だからわれわれ民主党が助けなければならない
といった感覚が感じられる。はたして、人々は共感するのであろうか。
国民は苦しいながらも楽しく生きようとしているだろうし、日本をあきらめるなどという選択肢は考えたこともないはずだ。
そして、自分自身でもがき苦しんでいる。政党に頼ってはいない。
政治の内部にいると内部の意識がその製作物にも表れてしまうのだろう。
おそらく民主党の内部では「日本はあぶない」という意識が非常に強いのかもしれない。
その結果われわれが国民を何とかしなければならないという「上からものを見る態度」が作られてしまったのかもしれない。
このCMに関するブログでの意見を見て欲しい。
http://kizasi.jp/show.py/collkwic?span=24&kw_expr=%E6%B0%91%E4%B8%BB%E5%85%9A&cw_expr=CM
ほとんどが否定的な意見だ。
完全に失敗。
政党は「国民の意見」と声高に叫ぶが、昨今のパワーバランスの変化、つまり企業から消費者への影響力の変化に気付いていないのかもしれない。企業経営を引退した方々が政治家の多くを占めている現状を考えるとその変化というのは感じることが難しいのかもしれない。
国民の声に耳を傾けるのなら
国民の意識の変化にもっと敏感にならなくてはならない。
がんばれ民主党。
※個人的には私は特定の政党の支持はいたしません。
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