評判をマネジメントする。
そんなことは出来ないと思うのが一般的だが、それを実現する方法がある。
その方法というのは簡単だ。
例えばコカコーラは様々な噂話「どこどこに資金が流れているとかそういう類」が流れていた。そこでレピュテーション担当者が勇気を持ってその噂の全てをウェブ上に公開し、公式に否定したのだ。
その結果、噂は沈静化していった。
普通、まだ広がっていない噂までも公開すると知らない人も知ってしまって返って逆効果だと思うがそうではない。
噂というのはまさに口コミだ。特に謎が多いものほど様々な憶測が飛び交い噂に尾ひれが付いていくのはご存知の通り。逆にその広がりを戦略的に実現するためにあえて分かりにくいメッセージを送り噂を広めるという手法もあるくらいだ。
このことは、逆に情報が満たされていれば噂にならないとも言えるのではないだろうか。
A 最近あいつに彼女が出来たらしいよ
B え、まじで。どうりで最近あいつ早く帰ってると思った。
A でしょ、このまえ女の子と一緒に歩いてるの見たって友達が言ってたし。
噂が続く・・・
A 最近あいつに彼女が出来たらしいよ
B あいつが書いてるブログに彼女いないって書いてたよ
A でもこの前女の子と一緒に歩いてるの見たって友達が言ってたよ。
B それ妹だって。買い物に付き合わされたってブログに書いてた。
A あっそうなんだ。
噂終わり。
レピュテーションマネジメントとはこういう事である。
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