不二家に続いてレーマンという菓子メーカーも消費期限切れのチョコレートを使用していたとの報道がなされている。
危機管理広報は誤れば今回の不二家のように経営危機にまで陥るが、適切に対応することで被害を最小限に食い止めることが出来る。
食品会社にとって、もし管理不十分な点があったら今出すべきだ。
そして次のように伝える。
「不二家の報道を受けて当社でも社内調査を行ったところ判明したためすぐに公表して回収することを決めた」と。
今はマスコミも他の食品会社の事例を探しているところだろうし、芋づる式に出てくることをある程度期待している感もある。逆に言えば、今好評すれば、たくさんの食品業界の不祥事のなかの一つとして印象に残ることになるということだ。
そんなに単純では無いが、全体の流れとしてはこれが一つの解決手段となる。
前提として、不祥事は有ってはならないが、公表のタイミングと方法で会社へのダメージを少なくすることは可能だということだ。
とにかく、社員が生き生きと働ける環境が良い商品を作るということを肝に銘じてがんばっていこうと私も思っている。
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