韓国の外食業界の事情を時折調査しています。方法は簡単で、現地のブログサイトからグルメ関連のブログをピックアップしてウォッチする方法です。もちろん、韓国へ行くこともありますが、そんなに頻繁にいくことはないので、このようにブログをチェックするという方法で市場の動向を確認しています。
もちろん、今流行っているという情報ですので、これからのトレンドなどを把握することは難しいですが、日本の業界にとってヒントとなることも多いのでこまめに確認しています。
そこで最近よく目にする料理が「チュックミ」を使った料理でした。
チュックミって何?と思い見てみると小さなタコ。つまりイイダコのことです。これを甘辛く煮た料理がかなり流行っているようでした。
タコといえば、私が韓国でたこ焼き店をサポートしているので、すぐにあることを思いつきました。
1.韓国でイイダコ料理が流行っているということは、イイダコの入手が簡単である
2.イイダコが丸ごと一匹入ったたこ焼きが近年日本の祭りの屋台などで人気となっている
この2点の点と点が線で結ばれたのです。
早速現地の社長にイイダコのたこ焼きの写真と説明を送り、検討してはどうかと依頼しました。
そして話はとんとん拍子に進み、この度、新世界百貨店のフードコーナーでイイダコのたこ焼きを試行販売することがきまりました。8月には訪韓の予定ですので、詳細をレポートしたいと思います。
たこ焼きは近年韓国でも一般的になり、ありふれた商材となってしまった感があります。そこへ、タコが丸ごと一匹入っているという外見のインパクトの強さは非常に大きな差別化要因となるのではないでしょうか。
韓国のお客さんの反応が楽しみです。
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