スリランカで茶園を経営する知人が先日帰国して話をしていた時に聞いた話。
日本のスリランカ人スタッフが現地で外国人登録証などが入った財布を盗まれてしまった。帰国の手続きなどで手間がかかったりと大変なため社長はきつく彼に注意をした、その時にもう一人のスタッフが「スリランカの泥棒は良い泥棒だから大丈夫」と言ったそうだ。続けて「財布を盗んだ泥棒は免許証やカード類など重要なものは封筒に入れて送ってくれるんだ」という。
社長の彼は悪い冗談だと思っていたそうだ。ところが、数日後、盗まれたカード類が全て封筒に入れられて送って来た。本当に良い泥棒がいたらしい。
もちろん人様の物を盗むというのは悪いことに違いは無いが、泥棒側の礼儀?として現金以外で相手に迷惑のかかるものはちゃんと送り返しておくというのが暗黙の了解となっているらしい。
良い泥棒、悪い泥棒、同じ泥棒なら良い泥棒の方がましかもしれない。
それよりもむしろ、泥棒をしなくても済むような誰もが最低限の生活のできる社会を作ることが重要だ。
昔の日本のスリみたいですね。
現金しか すらなかったと聞いていますから。
・・・いや、昔の日本はカードはないから、比べられないかも…。
投稿情報: ガイレイ-ガイレオ | 2008/06/06 02:00
へぇ~~~
いいですねぇ。(良くないけど)
なんにしてもポリシーが感じられるのはあたしは感じよく受けます。見えない(バレない)ことに対して義務を果たすって薄れてますよねぇ、最近。
泥棒ですけどね・・・。
投稿情報: yoshibo4 | 2008/06/06 09:31