デフレ期を生き抜いた日本企業

中国では今９元パスタが大人気だ。

1元は14円ほどなので126円程度だ。

このパスタを提供して連日行列の出来るほど盛況なのが日本の外食企業の一つ「サイゼリア」だ。

 

私もサイゼリアを利用したことがあるが、その圧倒的なコストパフォーマンスに行くたびに驚いてしまう。

ハンバーグも200円台だったりと、他のレストランに比べて全体的に安い価格を提示しながらも品質は変わらない。

 

また、ダイソー産業も今韓国で売上高1500億ウォン（約150億円）、営業利益20億ウォン（約2億円）をあげている。

 

どの企業も日本の長いデフレ時代に成長を遂げた企業だ。

そのデフレ克服のノウハウが逆に物価上昇中の新興国で割安感を演出する武器となっている。デフレ時代に行きぬいた企業は今こそBRICｓなどの新興国へ進出する好機かもしれない。