児童英語の具体的なメソッドの研究をするために購入したこの本だが、面白いことに気が付いた。
この本の中には「ただ聞き流すだけでは英語力は決して付かない、例えばアラビア語のニュースを聞き続けたら理解できるようになるか、それはならないと直感的に感じるだろう、それと同じことをしようとしている」といった内容のことを書いてあった。
ところが、巻末に「聞き流すだけで話せるようになる!」みたいな広告が挿入されているのだ。
本当に実力を付ける教育と、お金を払ってもらえる教育とは違うのだ。
英語力という幻想を売るのが現在の英語教育産業であるからこそ、その綻びが見えてきたのだろう。
そろそろ変わらなければならない。
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