滞在型の英語児童クラブがいよいよ開設間近。
場所も決まり、ロゴも決まったので早速テナントのガラス面に看板を設置するためのデザインを行った。今回はプロデューサーとして、企画段階から関与しているので、とてもエキサイティングな仕事だ。
今までの英語教育に感じていた疑問を払拭するに十分なプログラムが準備できたと思う。このクラブは学童保育+英会話+留学といった感じのまったく新しいコンセプトの教育機関だ。
学校下校時~19:00まで児童を預かることが基本だが、クラブ内はすべて英語環境を準備する。英語のゲームや英語の絵本、洋画やアニメなども英語で見る。とにかく英語に触れる絶対時間を増やすことでアウトプット出来る子どもを育てるのが目的だ。
10インプットしてやっと1アウトプットできる。赤ちゃんの時から意味の分からない日本語を聞き続けたからこそ母国語を習得することが出来るのと同じだ。私も韓国語の学習の中で一番表現力が増えたのはドラマにはまって見続けた時だ。一般的に英会話教室は週に1日で60分程度が殆どだろう。それ以外日本語の環境でいればなかなか英語が身に付かない。それでは留学すればいいというかもしれないが、留学は費用も時間も含めなかなか誰でも出来るわけではない。だからこそ圧倒的なインプットというのが英語教育のもやもやを解決してくれる処方箋となるというのがこのクラブの出発点だ。
また、放課後の児童を預かるという側面から働く親を支援するという社会的な目的もある。ソーシャルアントレプレナー(社会起業家)というのが今注目されているが、ビジネスはやはり社会問題に対する解を出すことによって発展すると思っている。未就学児童に対する延長保育などの施策は最近は充実しているが、小1になったとたんに放り出される「小1の壁」という問題が昨今取り沙汰されている。クラブの存在によって保護者が安心して働き、そして子どもたちが健全に育つ。そんなよいサイクルを作る事も目的の大きな一つだ。
子どもたちには外国語で自分の意見が言える醍醐味を味わってほしい。そんな未来の大人たちを世に送り出したいと思う。
[いいですね]
投稿情報: yasuyuki | 2007/10/16 04:02