マクドナルドや吉野家などが地域別価格の導入を進めている。
材料の価格は大手チェーンの場合大量一括購入だろうから殆ど差が無いことを考えると、導入を進めるのは人件費や地代の影響ということだろう。このブログは関東方面の人も多いので参考までに私が知っている限りの時給を挙げると
家庭教師 1500円~2000円
キャバクラ 2000円~2500円
コンビニ 800円~900円(深夜)
こんなところだ。
パートの給料は700~800円が相場だろう。
地方の産業界は、この時給の低さを出来るだけ表に出さないように知らないふりをしているような気もする。当然売上自体もそれなりの金額しかもらえないのだから結果的に生活実感は同じなのだと思うが。地域別に価格を変えるというのはなかなか出来ることではない。それでも踏み切ったのはそれだけ地域間の賃金格差が広がっているということの証左だろう。
広島在住のWeb関連の会社も最近は東京からの受注にシフトしているところが多い。名刺を見ると必ず「東京事務所」というのが書いてあったりする。広島で10万円の案件が30万円~50万円になるのだから出稼ぎしたくもなる。労働集約型のウェブ業界だからこそ地方の賃金は実は魅力的なのかもしれない。
中国は世界の工場といわれているが、実は中国地方も中国の一地方なのかもしれない。
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