日本にも中国にも
USO800認証の工場があまりにも多い。
中小の下請け工場は価格決定権を元請けが握っていることが多く、いきおい利益を確保する方法が「経費の削減」となってしまう。外国人研修制度の悪用、ミートホープの事件などは発端がそこにある場合も多いだろう。
ファーストリテイリングの柳井社長が以前雑誌での対談でこんな感じのことを言っていた。
安く売ればそれで良いという考えは間違いだった、闇雲に安売りをすることで工場にも従業員にも顧客にも不幸な思いをさせてしまうと。
無理な安売りは自分だけでなく周囲も苦しめてしまう。
さて、そんな厳しい状況の工場が進むべき道とは。
例えば知り合いの工場では、24時間無人化工場を作り、圧倒的低価格で市場を席巻している。
価格が安いのは安い理由があるからだ。理由が明確であればその低価格を堂々と提示できる。
労働者を必要以上に酷使したり、偽装を行って経費を削減している工場はまだ存在している。
そんなUSO800認証工場はバリューイノベーションをもってその認証を取り消して欲しい。
きっと、他の選択肢が見つかるはずだ。
もはや嘘はつけない
これは政治もマーケティングも、生産活動についても同じなのかもしれない。
[いいですね] 座布団1枚!
# それでもユニクロ様はそれなりのもんが「えーー!」ってくらい安いですよね(笑)。
投稿情報: 有人SPAM初號機 コーノ | 2007/07/14 16:11
自社工場から直接小売で、その小売店も数が多くスケールメリットが生かせるからですね。以前は仕入れて販売するスタイルだったためかなり無理な価格設定だったのだと思います。
投稿情報: Eric | 2007/07/14 22:09