広島にある、部品メーカーの社長から
「ひまだから飲みに行こう」とのお声。
中越沖地震での部品会社の操業停止が、広島のこんなところまで影響するとは
世の中って本当に複雑なネットワーク社会なんだなと実感。
ちなみに、日本経済新聞によると、トヨタをはじめ在庫を極力持たないで利益を確保してきた自動車会社にとって当然操業停止という事態は想定済みだ。そして回復させるための戦略がその名も「一夜城作戦」だ。
つまり、操業停止をしない努力をするのではなく、停止したときにどれだけ早く回復させるかに重きを置くという戦略だ。実際に他の部品メーカーが停止した際には専門家が一ヶ月かかると予想した再開を半月で再開させた。
自動車会社にとって、部品メーカーは工場のラインと同じ。一箇所がとまれば、ヒモを引っ張って全体のラインを止める。
そしてその停止した場所に人を集中させて早期回復を図る。
複雑なネットワーク社会は、壊さない努力よりも、壊れることを想定していかに早く回復するかという努力をする必要がある。このことは様々なケースにも通用すると思う。
[いいですね]
投稿情報: withoutsugar | 2007/07/22 01:15