私の長い友人でもある韓国の社長さんと、日本の商社の間をつないだ人が、その両者にあまりにも不誠実で利己的な所業に及んだために、私も間に入って調整する事になった。
貿易は売りたい人と買いたい人がいて初めて成立する。
その間をつなぐ彼がどちら側を代弁する立場なのか、それをはっきりさせなければなかなかうまくはいかない。
今回は、日本の商社に対し「私は韓国側からは一切金銭的な見返りはありません」と主張し、だから、販売手数料を貰いたいと申し出ていた。しかし、その実彼は韓国側からも手数料を得ていて、それを隠していたのだ。韓国の社長さんは当然日本の商社から彼が手数料をもらっていることなど知らない。 結果的に双方に嘘をついて商売を続けなければ為らない。だが嘘は続かない。
儲けたければ自分が輸入元になって在庫リスクを抱えればいい。そうすればそれが5割り増しだろうが10割り増しだろうが、それで取引が成立すれば誰も文句は言わないし至極真っ当な商売だ。
輸入元にはならず、コーディネートだけをする人にも当然経費はかかるし、儲けなければならない。
でも、もっと身の丈に合った報酬の取り方をしなければ、双方から顰蹙をかってしまう。
たくさん儲けたければ大きなリスクを負う、リスクを負わず儲けたければそれなりの報酬をもらう。
だれか彼に商売が長続きする方法を教えてほしい
コーディネートはこーでぃねーと と
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