http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20070414i205.htm
線路も車道も走れる、DMV試験営業…JR北海道
鉄道の利点は一度に多くの人数を運べる事。 そして、電気を使う場合はクリーン(でも発電してるから結果的にはどうかと思うが)といったことが挙げられる。一方、バスの利点は小回りが効くこと。道があればすぐに路線が開通するという融通性はバスに軍配があがる。
で、DMVの件だが
マイクロバス程度の(16人)の収容人員で、軌道と道路を両方走る事に何か意味があるのだろうか。行きも帰りもバスにすればいいのではないだろうか。
一度にたくさんの人を運べないならバスと条件は同じだし、写真を見たところ電気供給は無いみたいだからディーゼルエンジン
で動かしているんだろうしそれもバスと同じ。
Wikipediaの解説によると、鉄道の補完としての意味合いが強いようだ。(Wikipedia ってすごい!)
強いて言えば線路上を走れば渋滞に巻き込まれないということだが、地方ローカル線が主戦場のこのDMVで渋滞というのもどうかと思う。 結局のところ、運転手に鉄道とバスの2つの免許を要求されるしあまりいいところが見つからない。
鉄道事業者にとって、それがもはや役目を終えても「バスでいいじゃん」とは言えない事情があるのかもしれない。
大人の事情という事だろうか。
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