http://plusd.itmedia.co.jp/mobile/articles/0704/12/news113.html
Willcom FORUMU & EXPO 2007 で、上り下りとも20Mbpsという次世代PHSのデモンストレーションが行われたそうだ。
記事の中には、実検に使われた小型冷蔵庫のような端末の写真を見ることができる。
サービスはそれが現時点で便利だから使っているといったものであれば、他のもっと便利なものが出てきたときに置き換わってしまう。モバイルでブロードバンドが出来てこそ活かされるサービスであれば、それを今まで担ってきたサービスは淘汰されてしまうかもしれない。
モバイルでブロードバンドが出来れば、もはや家庭内に線を引く必要がなくなる、モバイルは外出先でと考えたら大間違いだ。
携帯電話の登場で固定電話が減りつつあるが、それが住所とリンクしているために、固定電話は今だビジネスでは欠かせないアイテムだ。ただ、ネット回線だけで言えば、家や職場の固定回線が必要な例は、セキュリティ的な部分でどうしてもという場合を除いて一般的には少ないだろう。
電話回線を使ったナローバンドからADSLへ、FTTHからモバイルへと時代は移り変わろうとしている。
それぞれの事業者は、それぞれの特性を活かした生き残り戦略を立てなければならない。
Willcomが、もう要らないと見捨てられたPHSを通信という分野に特化して蘇らせたように、方法はあるはずだ。
通信事業者の戦いは続く。
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