緑茶飲料の伊右衛門の発売当初、出荷が間に合わず3ヶ月入荷がストップという事態が起こった。
新聞などの報道各社がそれをニュースにしたために、伊右衛門は人気が殺到しているといううわさが一気に広まり、再入荷と同時に爆発的売れ行きを記録した。
この時は本当に想定外の事態だったのかもしれない。
しかし、これは戦略として用いれば大きな武器になる。
MNP1日前の発表
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マスコミが大きく報道
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窓口に申し込みが殺到
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システムがストップ
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マスコミが大きく報道
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システムが回復
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さらに多くの顧客が来店
単なる発表だけなら1回で終わったマスコミへの露出を立て続けに2回(新聞紙面で言えば2日分)を大きく占めることに成功している。これは推測にすぎないが、ソフトバンクはシステム障害を意図的に行ったと勘ぐってみたくなる。
実際に、翌日には回復しているし、ソフトバンクに代えたくても代えられなかった人の気持ちを大きくすることにも成功しているだろう。数量限定に予約が殺到するのと同じ現象だ。
業界3位から一気に一発大逆転を狙うソフトバンク。その予想外の動きに目が離せない。
そして、予想外だと思っているのはわれわれ消費者だけなのかもしれない。。。
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