旅行業界の用語で、消費者がいる地域で企画する旅行を発地旅行といいます。そしてその反対に、旅行先の地域の旅行会社が企画する旅行商品を着地旅行といいます。今、その着地旅行がブームとなっているようです。
法改正もそのブームを後押ししています。第三種旅行業取引業者は従来商品の開発は出来ませんでしたが、所在地の近隣市町村を対象にした現地出発の旅行に限り商品の企画・開発が可能となりました。そこで、一気に火がついたようです。
地域の人しか分からない穴場スポットなどを紹介したり、企業や農家へ体験ツアーを組んだりとその地域の特色を活かした企画が各地から数多く出来てきています。
旅行業者が発地旅行から着地旅行へシフトしてきている理由としては、消費地で企画された商品はいかに大量に売るかが勝負となり、画一的なツアーしか提供できていなかったという面があるのと、インターネットでの情報収集が容易になったこともあり、消費者がそのようなパッケージツアーに興味をいだかなくなってきたということがあります。
着地型旅行はこれから旅行産業の中でも大きなウエイトを占めてくるようになるでしょう。それとともに、地方の旅行業者の企画力が問われることになります。旅行者のニーズを的確に把握し、満足感のある旅行商品を開発できるかどうかで旅行業界の活性化が決まってくるからです。
みなさんが体験したい着地型旅行はどんなものでしょうか。
私は、一人暮らしなので、大家族体験がしてみたいです・・・・
「大家族体験」・・・レンタル家族の話みたいですね。
SFにもあったと思いますが、なんかアメリカかどこかの国では実際にあるみたいで。(もしかすると日本だったかも知れないけれども)。
「廃墟萌え」「工場萌え」も着地型旅行に入るんでしょうか?
投稿情報: ガイレイ-ガイレオ | 2010/02/04 23:32
おそらく、大手の旅行会社が企画するものは発地型かもしれませんが、地元の旅行会社が企画する商品になると着地型旅行というカテゴリになるのかもしれません。あいまいですいません。また、大手の工場では見学ツアーが盛況のようですね。廃墟といえば軍艦島ですが、上陸解禁によって盛り上がっているみたいですね。地元なのでうれしいです。
投稿情報: Eric | 2010/02/05 15:22