アメリカン・ガールという人形を作っている会社の話です。
http://www.americangirl.com/index.php
あるとき、姉の人形を弟が窓から投げて、人形の手足が折れてしまったときのことです。
母親がサポートへ電話すると以下のような回答がなされました。
「人形を当社の『病院』にお送りいただければ、アメリカン・ガールの『医師』による『治療』が受けられます。」
そして、新品同様の姿で返ってきたその人形の手首には患者名を示す腕輪が巻かれていました。
社長のエレン・ブラザーズさんは「当社は人形に100%の保証を提供することができます。」と言っています。
100%の保証は多くの会社で行なわれています。しかし、商品の持つ「夢」を壊さない製品サポートを行なう会社は少ないのかもしれません。子どもにとって人形は人格を持つ人そのものです。サポートに「修理」という言葉を使わないのはその子どもの夢をサポートする全社的な取り組みを端的にあらわすものではないでしょうか。
そのような小さな取り組みが、大きな成果を生む。私がこのように記事にするというのもその効果の一つですね。
任天堂のサポートも「神」として有名みたいですね。
投稿情報: ガイレイ-ガイレオ | 2010/02/05 23:40
任天堂は私も聞いたことがあります。たしか、貼ってあったシールまで再現したというような話だったかとおもいますが。
依頼者の思いをとことんまで追求する姿勢が伝説を生むのですね。
投稿情報: Eric | 2010/02/06 00:05