日本の漫画の輸出は一大産業となっている。
特に韓国では日本の漫画のほとんどが翻訳されて出版されているといってもよい。
私の卒業論文のテーマは「くれよんしんちゃんに出てくる擬音語・擬態語の日韓比較」だったりするのでその辺は詳しい。
日本でもあるが、例えばスポーツなどで漫画に取り上げられたことでブームが発生する現象がある。
翻訳本はまれに同時進行のものもあるが、大抵は数ヶ月の時間差がある。
漫画で取り上げられた商材が売れるとしたら、その時間差をうまく利用して大きなビジネスが出来る。
今日、創業100年を超える商店の若旦那から相談を受けたのはそんな依頼だ。
ネットショップを作りましただけではお客さんは来ないし儲からない。だが、今回の事例はマーケットがはっきりしている。
需要と供給が崩れているところをピンポイントで狙えるのだから目的が明確だ。
どんな商材かはまだ言えないが、翻訳漫画の影響力を利用した貿易というのも有望な分野だ。
名付けて翻訳漫画時間差マーケティング。 仕入れ先+ショッピングシステム+韓国語対応能力の
3つがかみ合って初めて動き出す。 新しいビジネスの芽生えを感じた一日だった。
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