企業の「求める人材像」調査の結果について~社会人基礎力との関係~
http://www.meti.go.jp/press/20070312001/20070312001.html
経済産業省による調査。企業が求める人材像について。
1位 実行力 70.8%
2位 主体性 68.7%
3位 課題発見力 65.8%
なぜ企業の人事担当者は求める人材像についてこんな妄想を抱くのだろうか。
工夫をして自ら動くようになるためには、その仕事、そのチーム、その会社が本当に好きでなければならない。それは社員に求めるものではなく、企業経営者に求めるべきものではないだろうか。
人は基本的に十分な能力を持っているし、おだてられれば木にも登る。そんな生き物だ。
こういう調査結果が出るところを見ると、人事担当の管理職が酒場で話す会話が聞こえてきそうだ。
「最近の若いやつは全然動かねえな。まったく」
「何でもかんでも俺に聞くなってんだよ。」
「まったく、どうしてそうなのかな~」
自分が動かなくても勝手にテキパキ仕事をしてくれる、そんな便利屋さんを望んでいるとしか思えない。
路地裏の窓、駅のホーム、そんなところにいるはずもないのに。
みんな、もっと楽しく仕事ができるはず。 そう思う今日この頃。
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