奉仕活動は余裕のある人が持ち出しでやるというようなイメージが日本にはありますが、実際にはそれでは誰もが参加できて長続きする活動は難しいのが現実です。どんなに良い活動をしていてもそれを広報する活動と、資金を獲得する活動が伴わなければ絵に描いた餅になってしまいます。
蛇足ですが、韓国語で「絵に描いた餅」は高嶺の花という意味みたいですね。
話がそれましたが、日本のNPOでその両面でうまくいっている事例というのは少ないのが現実ではないでしょうか。そんなNPOの資金集めと広報の両方を兼ね備えた新しいサービスがアメリカではすでに始まっています。日本でもこの仕組みが導入されるべく現在準備を進めています。
私が考えている事業のサービス名はNPON(エヌポン)
NPOとクーポンをあわせた造語です。事業の概略は以下の通りです。
・年間クーポンが印刷されたカード(裏面がクーポン内容、表がNPOの活動の説明)を発行
・クーポンは例えばカード提示でドリンク1敗無料や5%OFFなどのサービスを掲載
・クーポンを販売(1000円くらいを想定)
・クーポンの販売による利益(約60%はNPOに、40%は運営側の手数料)
広告主のメリットは、NPO活動に積極的に貢献しているという社会貢献をアピール(CSR活動の一環)
また、直接的な集客のメリットもあります。
クーポン発行側のNPOは、クーポンの利用によって1000円で購入しても元がとれるため、
販売が容易(買う側にもメリットがあるため)その中から活動資金を得ることが出来る。
発行元は広告主への営業活動、NPONの発行などを代行。
例えば100枚のクーポンを発行すると1,000円×100枚で100,000円。その中の60,000円が活動資金となります。小規模な団体であれば十分な資金集めが可能だと思います。平均では500枚程度の発行になるかと思います。これで年間300,000円の資金が手当てできますので、少年団活動や社会貢献活動などの活動資金としては十分ではないでしょうか。
近いうちに立ち上げて見たいとおもっています。
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