久しぶりの投稿です。
3年前くらいにテキサスインスツルメンツに兄が勤めているという方から来年くらいには携帯電話くらいのプロジェクターが出るらしいよ、といった噂は聞いていました。LED光源などの問題が概ねクリアされて市販できるところまで来たのが昨年秋ごろではないでしょうか。
そこで、最近出てきた超小型プロジェクターを見てみると、小さいのはいいけれど、蛍光灯下でのプレゼンには難があるという意見が多く、革新的ではあるがまだ実用段階ではないというのが大方の見方のようでした。
製品のスペックは解像度が640×480、輝度が10ルーメン程度というのが標準のようです。
ただ、先にも書いたように製品のレビューを見ると必ずしも満足のいく製品ではないということで、もう少しハイスペックなプロジェクターは無いかと探していましたら、とうとう良い製品を見つけました。
先日届いたので、早速いろいろと使ってみました。
特徴は
・バッテリー駆動が可能であること
・4Gの内臓メモリー、マイクロSDカードスロット付き
・解像度は800×600
・輝度は最大100ルーメン
といったところです。
既存の国内で販売されている製品よりも一回りスペックが高いといった感じです。
サイズも他の製品に比べると一回り大きいですが、必ずしもこれ以上小さくなくてはならないということは無いですし、写真をみたら分かる通り、PCバッグにそのまま入れても大丈夫なくらいの大きさに収まっていますので十分なサイズ感ではないでしょうか。
実際に暗室で約60インチの投影でパソコンを接続してみました。
約1時間くらいでしたが、パソコン・プロジェクター共に電源無しでしっかりと機能しました。
やはり一般のプロジェクターは輝度が2000ルーメンといった感じなので、それにくらべると蛍光灯の下での大画面というのは無理ですが、20インチくらいであれば(3~4人のミーティング)であれば十分な明るさを確保できました。
あと、特筆すべきは内臓メモリで、この中にPPTを画像保存したファイルを入れておけば本体のみでのプレゼンが可能となります。つまりレーザーペンを持つような感じで本体を持ちながら投影してプレゼンするといった近未来的な(?)使い方が可能になります。これは営業先がいきなりそのスタイルだったら驚くこと間違いなしです。
プレゼンされた商品よりもプロジェクターの方に興味がいきそうな勢いになるのではないでしょうか。
また実際の使用シーンなどもレビューしていきたいと思います。
肝心の価格ですが、同スペックの加賀コンポーネントの製品が倍以上のサイズで80000円前後なのに比べると、圧倒的な価格で提供できる予定です。正式リリースが出ましたらまたお知らせします。
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