http://eco.goo.ne.jp/word/ecoword/E00281.html
世界の環境問題に関連して、海外からの輸入農産物の生育にかかった水を間接的に日本の消費者が消費しているという視点でバーチャルウォーターと言う用語がある。具体的に言うと牛丼一杯で水をお風呂10杯分使っているということらしい。
水の豊富な日本ではあまり意識しないが、十分な水を得られない地域で輸出農産物のために多くの水が使われている状況は確かに深刻であると思う。確かにこの事実だけを捉えれば、国産の農産物を出来るだけ使いましょうという見方もできる。しかし、日本への輸出で生計を立てている人たちにとってはその就労機会を奪われる危険性もはらんでいる。
自分たちの飲み水を我慢したら死ぬのだからそこは自己調整作用が働くのではないだろうか。一点の事実を捉えて政治的プロパガンダとして利用しようとする政治的科学のことをPolienceとでも名付けて気をつけなければならない。
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